・ごあいさつ

『Rock&Roll』

1950年代にアメリカで生まれたこの音楽文化は世界中に広まると共に、それぞれの地域に合わせ自由自在、いくつもの形に変化しながら、今も多くの人に愛され続けています。

この音楽のように自由自在な心を持ち、ひとつの考え方にとらわれることなく、刻一刻と変化する世の中の動きにも滞りなく対応しながら、変化を恐れずに進んでいく…。『Rock』には、そんな思いや願いが込められている気がします。

「シニア世代も若い世代も子ども達も、自由な変化を怖れない『Rock』の心・音楽を通じて、地域のコミュニティーの活性化を行なっていけたら…」数年前、思いを持った若人たちが集まって、それを形にしたものが「NegiRock(ネギロック)」の原点です。

深谷ネギで有名なこの深谷は、現在渋沢栄一翁が新しい一万円札の肖像となることで注目を集めていますが、これから先、この地域の出身者、ゆかりのある人たち、何より私自身(あなた自身)が栄一翁のように未来を夢見つつ、社会の中で活躍できる存在になっていくことも大事です。その時に、きっかけになってくれるのは、原点となってくれるのは、変化を恐れずにつき進んでいく「NegiRockの心」

3年前から新型コロナウイルス感染症の蔓延により、今まで誰しも想像しえなかった状況が生まれました。小さな子どもたちも含め感染予防のため、いつもマスクを外すことができず、密になることを避ける生活が普通になり、人と人との触れ合う機会は、家族やごく親しい方のみ、もしくはオンラインを通じたものに変化しました。
令和5年5月8日より新型コロナウイルス感染症が5類に移行になり、気をつける必要はまだ残っていますが、今まで制限の多かった生活から少しづつ通常の生活に戻って参りました。

コロナ禍でも「ネギロック」は、始まった当初の熱い気持ちだけは忘れず、形を変えながら、ここに居る多くの方に、元気と勇気と希望をあたえることが出来るよう、将来に向けてみんなが手を携え、力を合わせ、夢を見られるきっかけ作りが出来るよう、音楽を通じたコミュニティの地域活性のために、多くの方の協力を頂きながら開催し続けてまいりました。

私達、ネギロック委員会メンバーの思いは、今これをご覧になっている皆様と同じだと思います。

今年も深谷の地にコンサート会場を作り、生の音楽に触れて頂く機会を構築します。そして、この地にいる学生やアマチュアバンドに、夢を持って音を奏でる場所を作っていけたらと考えています。

 

令和5年度 深谷商工会議所青年部
ネギロック委員会
委員長 当間ミゲル